女子校化する学校:内申点

ご存知の通り、
都立高校の入試は入試当日の試験点数+内申点で合否が決まる

都立高校の内申点(合格基準)をみると、
同じ都立高校でも内申点の合格基準は男女でかなり違ったりする。

教育関係者ならば、みんな知っている話なのだ(東京都立高校 偏差値&内申 合格のめやす)。

 

具体的にいうと、
おおかたの都立高校では、
合格のめやすとなる男子の内申点は女子の内申点より低い

合格のめやすとなる内申点は、
同じ都立高校でも男女で2~3違うのは当たり前(換算内申)
男女で内申点(換算内申)が5~6も違う都立高校もたくさんある

その一方で、
合格のめやすとなる偏差値(=試験の得点)は男女ともほぼ同じ。

裏を返せば、
内申点=実力(入試の出来具合)ではないということだ。

 

男子生徒と内申点

もちろん個人差はあるが、
女子のほうが男子に比べてコツコツ勉強する。

だから、女子は男子に比べて内申点を取りやすい。

思春期の男子は言うことを聞かない・だらしないほうが当たり前。
内申書の「授業に対する意欲」が女子よりも劣ると判断されやすい。

最近の公立中学では定期試験の成績だけで内申点をつけるのではなく、
提出物の出来具合などが内申点評価に加味される。
だから、女子型(コツコツ型)の生徒が評価される仕組みになっている。

男子であれ女子であれ、
公立高校の入試では男子型(試験一発勝負型)の生徒は分が悪い

とにかく男子には分が悪い。

分が悪いからこそ、
それを逆手にとって、
男子は苦手なこと(内申点を上げる)ばかりに注力するよりも、
得意なこと(入試での得点を上げること)に注力しても良い
気がする。

わが家は
「内申点を上げるための努力は標準的なことまで、後は実力勝負」
割り切ることにした。

「実力がつくまでに時間がかかる数学と英語は中1からきちんと取り組んでおいたほうが良い」
と長男に話している。

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