言うまでもなく、
中1数学の山場は「一次方程式の応用」と「一次関数」だ。
一次方程式の応用では、
速さや割合を絡めた問題が出題される。
小学校算数の難しいところ(割合と速さ)が理解できていないと、
問題は解けない。
そして、
中1で習う一次関数は、
小学校6年生の比例・反比例の拡張である。
「一次方程式の応用」と「一次関数」、
どちらもじっくりと取り組んでほしい内容だ。
通常ならば、
それぞれ1か月ほどかけて、
丁寧に授業をしてほしいところだ。
けれども、
コロナ渦で授業進度が遅れているせいか、
長男が通う公立中学の数学の授業は、
飛ばしに飛ばしてハイペースで進んでいる。
長男が通う公立中学では、「一次方程式の応用」と「一次関数」、
それぞれ3週間足らずで授業を終えるらしい。
これでは、習ったことがしっかりと身につくわけがない。
長男のような飲み込みが悪い生徒は特にそうだ。
公立中学の授業にはもともと期待していないが、
こんなに飛ばして授業をしているならば何らかのフォローをしないとダメだと思った。
仕方ないので、
1日3問ずつ一次方程式の応用の文章題を長男に解いてもらっている。
飲み込みが遅い長男、
「一次方程式の応用」と「一次関数」などの概念理解が必要な問題をきちんと理解するには、
時間がかかるだろう。
焦らず、
「中1の終わりまでには解けるようになればよい」
と長男には言い聞かせている。