今年の夏休みは国語力を上げるため毎日、要約練習をしようと決めた。
文章の要約練習では、国語の「読みテク」トレーニング(説明文・論説文)という問題集を使用した。
この国語の「読みテク」トレーニング(説明文・論説文)をようやく約1か月かかってやり終えることができた。
要約問題は30問あり、最初は簡単で、文章の難易度が徐々に上がっていく。1日1問ずつ解いて1か月で終了できるようになっている。
今、国語の「読みテク」トレーニング(説明文・論説文)の2巡目に入っている。
この「読みテク」トレーニングのシリーズには「説明文・論説文」のほかに「随筆」編と「物語文」編がある。長男は随筆編と物語編のどちらかをやる意欲もみせている。
さて効果は?
国語の「読みテク」トレーニング(説明文・論説文)をやり終えた結果、
・てにおはの抜けがなくなった
・主語・述語がきちんとした文を書けるようになった
・名詞(体言)で終わるような「尻切れトンボ」の文を書かなくなった
・「具体例」と「事実」が見分けられるようになった
という効果があった。
この本に掲載された問題のうち最後の3問は灘・女子学院・開成の各中学で出題された文章である。
難関中学の国語の入試問題として使用されるレベルの文章になると、中高校入試で出題される文章の難易度と遜色ない。
長男の様子
・30問のうち10問目くらいまでは文句を言わずにやっていた。
・半分の15問目くらいで難しくなってきて音を上げていた。
・20問目以降は難易度が上がり、悪戦苦闘していた。
・25問目以降(最後の5問)は特に難易度が高く、長男は1回ではこなしきれず文句を言いながら2日に分けてやってもらった。
1か月間要約練習を続けてみて
長男に要約練習を1か月続けてもらって感じたことを挙げる。
要約練習は国語力を上げる
文章要約練習を続けたおかげで、長男は国語の長文問題に抵抗がなくなった。
毎日継続して要約練習をすることで国語力が確実につくことを実感できた。
「受験勉強で希望する学校に合格するため」だけでなく、長男にしっかりとした国語力をつけてもらったうえで社会に出て行ってほしいと改めて思った。
国語ができない子:家庭学習か家庭教師(個別指導)が効果的
さんざん言われていることだが、国語や英語などの語学の学習は毎日継続して行うほうが伸びる。
国語は成績を上げるのが難しい教科だといわれているが、逆に言えば、毎日継続して学習すれば確実に成績が伸びる教科でもある。
毎日家庭で継続して親が勉強を見てあげられるならば、国語は集団塾任せよりも家庭学習のほうが伸びると思った。
親が見るのが難しいならば、国語のプロの家庭教師か個別指導に頼んで、要約練習をして書く経験をたくさん積むのが効果的なのだろう。