何度もこのブログで書いたことだが、
長男が以前通っていた塾では、
英語を習い始める前から、英単語テストを毎週やる方針だった。
つまり、塾での英単語テストのために、毎週、
英単語を暗記していかなければならなかった。
書くのが苦手な長男は、この英単語テストをすごく嫌がった。
今振り返ってみても、
「英単語テストが毎週ある」ことが、
長男が以前通っていた塾を辞めた原因のひとつだったと思う。
塾長がいわゆる文系で語学が得意なタイプは、
長男のような理系脳の生徒と相性が悪いことがある。
最初から、英単語を機械的に覚えることが苦にならない生徒もいるだろう。
でも、長男のように、
英単語だけを機械的に覚えることに抵抗がある生徒もいるのだ。
英語の授業が学校や塾で始まっていないうちから、
見たこともない英単語を機械的に「覚えてこい」といわれても、
書くのが苦手な長男は拒否反応が強かった。
けれども、
長男が中学生になって、
英語学習が進んでいくうちに、
長男のように書くのが苦手な生徒であっても、
教科書にある、いったん授業で習った英単語は、
書いて覚えられるようになってきた。
長男、今では英検用の単語集の例文を何度も音読して、
分からない英単語は抜き出して書いて覚えようとする意欲が出てきた。
英語の習い始めからいきなり英単語だけを取り出して
暗記するのは個人的に反対だ。
けれども、
英単語の暗記が嫌いでも、
学習が進んで英検3級くらいのレベルに到達すれば、
英単語をどんどん覚えて暗記していけるようになるんだなあと、
長男をみていて思う。