現在、新型コロナウイルスの蔓延防止で休校中の公立小中学校。
尾木ママのブログを読んでいて、はじめて知った。
「休校中に出した宿題をもとに成績をつけるよう、文部科学省が各自治体の教育委員会に通知を出していた」
ということを。
なんと 休校中の成績はつけるそうです!? (尾木ママブログ)
「家庭学習も評価対象に」 休校中の学習指導で文科省通知 (日本経済新聞)
要するに、
「授業ができない分、家庭できちんと宿題をさせるために、宿題の結果に基づいて成績をつけろ」
と文部科学省が教育委員会に指示した、ということだ。
家庭学習の内容
上記の日本経済新聞の記事によると、文部科学省が教育委員会に通知したのは
・教科書の学習内容に沿った宿題(家庭学習)を出すこと
・家庭学習の成果を把握する方法の一例として、登校日に小テストをすることが例示
思うこと
この通知により、今後、公立中学から「宿題を取りに来い」と連絡がくるのだろう。
4月の入学式で出された宿題は小学校の復習ばかりだった。
けれども、今後は、中学校の学習内容について宿題が出されることを覚悟しなければならない。
ただ、登校日=小テストの日、ならば、子どもたちにとってはガッカリだろう。
久しぶりに登校するのに、
小テストを受けに登校するようなものだから。
それに、自主的に欠席しても欠席扱いにしないことになっているのに、登校日=小テストの日にすると、登校日を欠席する子どもには成績がつかないことになる。
勉強は家庭で&登校日に小テストという方法で学習内容が定着するならば、「勉強に関しては公立小中学校は要らない。公立小中学校は社交の場」を認めたことになる。