夏休みの宿題、終わる

ようやく、長男の夏休みが終わった。

コロナ禍のせいだろうか、
遅れた学習内容を補うためか、
長男が通う公立中学からは大量の宿題が出された。

先生方が成績をつけるために
宿題を出さざるを得ないのは理解できる。

けれども、
休校明けから間もなく定期テストを強行した挙句、
今度は、大量の夏休み宿題を出すというのはいかがなものか。

今年の夏休みに出された大量の宿題に参っている子どもも多いはず。

きっと、
これから数か月経った後に、
「不登校児童の増加」という問題が表面化するだろう。

そういう問題が表面化してからでないと、
学校は「休校で遅れた分を補うために宿題を大量に出す」というやり方を
改められないのだろうか。

 

教科書ワークという代物

それだけでない。

今年の夏休みは、
長男が手をつけていなかった教科書ワークを大量に埋める作業に追われた。

この教科書ワークという代物、
どうにかならないものか。

もちろん、
すべての教科で教科書ワークが無駄だとは思わない。

長男の公立中学でいえば、
数学・理科・社会の教科書ワークはしっかりした内容だ。

ただ、長男が通う公立中学では、
5教科のみならず副教科4教科でも教科書ワークを採用している。

正直言うと、
教科書ワークをやっていなくても、
それなりの教材を使って勉強すれば、
定期テストの点数は取れる。

だから、本音は、
教科書の内容を定着させるための教材は教科書ワークではなく、
こどもに合わせたものを自分で選びたい。

けれども、今の公立中学では、
教科書ワークを埋めて丸付けをしないと
内申点がもらえないようになっている。

公立中学では、
いつからこんな慣習が染みついてしまったのだろうか。

昔は教科書ワークを使う先生がいたとしても、
あくまで教科書の内容を理解するための補助教材であって、
教科書ワークをきちんとやってあるのかは評価の対象ではなかった。

教科書ワークについては、また別の機会に取り上げたい。

 

教科書ワークを使うことによるメリットもある

以上、教科書ワークのデメリットを挙げた。

けれども、実は、長男が教科書ワークを使うことによるメリットもある。

書字に問題があり、
なかなか漢字を使いたがらなかった長男。

けれども、
教科書ワークに答えを書き込んでいるうちに、
漢字を使うことに対する抵抗がなくなってきた。

長男は、中学校に入学する前は、
漢字を使うことを頑なに嫌がっていた

ただ、読字はわりとスムーズな長男の様子をみていて、
漢字を書こうと思えばもう少し書けるのではないかと感じていた。

実際、長男が中学校に入学してから教科書ワークに書き込みをしていくうちに、
長男の漢字に対する抵抗が少しずつ減ってきていると感じる。

「漢字が苦手」で「漢字をうまく書けない」という固定観念が
書字への取り組みを阻害していたのかもしれない。

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