中学校の副教材が重すぎる件

長男が通う中学は
新型コロナウイルスの流行で休校していたが、
先日、再開した。

中学校に入学して一番驚いたこと。
それは、

休校前に配布された大量の副教材!

小学校の副教材はそれほど多くなかった。

中学校はいつからこんなに大量の副教材を使うようになったのか?

 

30ウン年前

自分が中学生の頃を思い起こすと、
各教科の副教材は

・英語→なし
・数学→ワーク1冊(担当教師によってはワークなし)
・社会→地図帳1冊
・理科→資料集+ワーク=計2冊
・国語→ワーク1冊(担当教師によってはワークなし)

だった。

昔はどの教科も、
教科書を中心にした授業が成立していた(と思う)。

私の場合、
英語のワークなんてものは、
中学校3年間で一度も使わなかった。
高校でも一度も使用していない。
英語教師がたまたまそういう方針だったのかもしれないが。

私が中学生の頃は、
中学校入学してから英語にはじめて触れる生徒がほとんどだった。
それでも英語の授業は一応、成立していた。

もちろん、昔の英語の授業はライティング中心の授業だったから、
ワークを使わない授業が成立していたのかもしれない。

それにしても今は副教材が多すぎる。

 

ゆとりの名残?

副教材が多いのは
「ゆとりの時期に教科書の内容が薄すぎて副教材に頼らざるを得なくなった」名残だ

という話を聞いた。

けれども、時代はすでにゆとりと逆の方向に動いている。

来年からの教科書がさらに厚くなる方向に改正される。

持ち運びが大変すぎるし、一体いくらかかるのだろうか?

長男が通う公立中学の場合、
理科は副教材4冊、英語は副教材3冊というように、
昔では考えられない副教材の多さだ。

以前も書いたが、
「副教材」は国や自治体が無料で配布するものではない
「副教材」は保護者が購入している。

長男が通う公立中学校からは副教材の費用明細をまだもらっていない。

費用明細が怖い。

1年間で副教材にいくらかかるのだろう?

 

教科書が大きくなっている

そういえば、
教科書や副教材が重くなった理由のひとつとして、
昔はA5版が主流だったのが、
今はB4版やA4版が主流になった、
という理由がある。

教科書や副教材自体が大型化した結果、重くなったのだ。

 

 腰痛が心配

なにせ、教科書と副教材をフル装備でリュックに入れると10kg近くあるのだ。

いろんな人が副教材の重さについてブログで書いている。

こんなに重い荷物を長時間持ち歩くことが体(特に腰)に良いわけがない。

長男は腰痛ぎみだ。

発達くんは腰痛持ちが多いと聞く。

しかも、長男が通う公立中学は、自宅から徒歩で約30分かかるほど遠い。

 

「置き勉」について文部科学省が2019年に通知を出している

重すぎる荷物による子どもたちの健康への影響を懸念して、
事情に応じて教科書や副教材を学校に置いて行くことを認めると、
文部科学省が2019年に通知を出している。

子どもが通っている公立小中学校が置き勉をいっさい認めていないならば、
↑の通知の存在を学校に話せば、
ある程度の置き勉を学校側は認めるかもしれない。

 

我が家の対策

「副教材が重すぎる問題」に対する我が家の対策として、
主要5教科の教科書を別途、自費で購入することにした。

つまり、
1つの教科について教科書を2冊用意して、
1冊は学校に置き、
もう1冊は家に置くことにした。

先日、主要5教科の教科書を購入してきた。

教科書だから1冊1冊はそれほど高くないとはいえ、
「塵も積もれば山となる」で痛い出費だ。

せっかく教科書が2冊あるのだから、
しっかり利用してもらわないと困る(笑)

無駄な費用がかかるのは痛いのだけれど、
持ち帰るのはワークだけになれば荷物はだいぶ減る。
長男の腰痛を予防できそうだ

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