小学校に入学してから今まで、
長男の担任になった先生は新卒か、中堅以上のベテランのどちらかだった。
長男のように忘れ物が多くて手がかかるタイプの生徒は
新卒の先生に押し付けられることが多いということだ。
「何事も経験だ」と言って、
長男のような面倒くさい生徒を新卒の先生に押し付けるのだろう。
そう思うと、
長男の担任になった新卒の先生には申し訳ないといつも思う。
新卒の先生が、長男の担任になるとき
新卒の先生が長男の担任になるときは、
学年主任は決まって中堅以上のベテランの男性教師である。
ベテランの男性教師たちは、
面倒くさい生徒を自分で引き受けたくないので
新卒の先生に押し付けたのだろう。
それだけでない。
ベテランの男性教師は生徒だけでなく、
私のような面倒くさい保護者にも関わりたくないのだろう。
中堅以上のベテランの先生が、長男の担任になるとき
だからこそ、
長男の担任を引き受けてくれた中堅以上のベテランの先生は、
年齢にかかわらず、
どの先生も人格者ばかりだった。
そういった先生は、
手がかかる長男の担任をしていても楽しんでいるような、
余裕すら感じられた。
それを見ていると、
困難な事象にあっても楽しめるような「度量の大きさ」・「胆力」は大事だ
と改めて感じる。