我が家の長男の公立中学の入学式が先日あった。
新型コロナウイルス騒ぎのため、
入学式をやるのか、最後までヤキモキして見守っていた。
今年は、直前に入学式が中止になる可能性があった。
入学式を本当にやるのか、
しょっちゅうウェブサイトを確認したりして本当に疲れた。
長男の入学式はよい天候のもと、滞りなく終わった。
入学式を強行した理由はズバリ、
「宿題を配るため」だ。
実際、入学式の後に、
国語(漢字)と算数のプリントが宿題として配布された。
どちらも小学校の復習である。
公立中学のレベル
長男が通う公立中学にはいくつかの公立小学校の卒業生が集まってくる。
長男が通っていた公立小学校では、
1つの小学校で国私公立中高一貫校に進学する児童の割合は3~4割だ。
国私公立中高一貫校に進学する多くは成績が良い子どもたちだ。
つまり、公立中学に進学する生徒は主に下位6~7割の生徒で構成される。
もちろん、
成績優秀で高校受験で上位校への進学を狙って、
敢えて中学受験しない子どもたちもいるだろうが、
どちらかというと少数派だ。
そういえば昔、私が公立中学に進学したとき、
成績上位層がごっそり抜けたことを実感した。
私が通っていた小学校では当時、
中学受験で国私立中学に進学したのは15%くらいだったと思う。
それでも、成績上位層がいない影響は、
地元の公立中学で大きかった。
成績上位層が抜けると、
成績だけでなく学校の雰囲気も変わる。
成績上位層が抜けた公立中学の生徒は総じて幼く感じた。
長男が通う公立中学には、
成績が半分から下の子どもたちがボリュームゾーンとして集まってくる。
どちらかといえば自己管理が苦手な子どもたちを中心として構成される公立中学は、
とても残念なことだけれど、
どうしても内申で縛る方向に行かざるを得ないのだろう。