はじめて発達相談をしたとき

我が家の長男(小6)を連れて小児科を受診して発達相談をしたのは、長男が2歳になったばかりの頃だった。

今回の記事は、はじめて長男の発達相談をしたときの様子を記す。

今回の記事を書きながら、はじめて小児科を受診した当時を思い出し「ああ彼なりにだいぶ成長したんだなあ」と懐かしい気持ちで一杯になった。

 

2歳頃の長男の様子

言語

長男は1歳8か月頃から言葉が急激に増えた。

2歳になる前に3語文を話していた。

当時の記録を見ると、1歳10か月で「これ何?」、2歳4か月で「なんで?」の質問が出た、とある。

ただ、長男は語彙数が多い割には、言葉の意味をきちんと把握していなかったと思う。

最近、長男の2歳当時の動画を改めて見てみた。

思っていたよりもコミュニケーションは取れていたと感心してしまった。

長男の良いところは今も「コミュニケーション能力がわりと高いこと」だが、当時からその片鱗が伺えるのが面白い。

 

運動

歩き始めが1歳9か月と遅く、体がちょっとクニャクニャしていた。

体クニャクニャは今はだいぶ改善されてきた。

でも、長男は今も姿勢が悪い

 

その他

当時の長男の様子は、

・回るものが好き

・戸の開け閉めが好き

・保育園で一人で遊んでいる

・手に砂や食べ物がつくのを嫌がる

だった。どれも今は当てはまらない。

様子がちょっと変わっているよなあと思い、長男が1歳半頃からネットで色々と調べると、どうやら「発達障害」というものかもしれない!と気づいた。

 

どこに発達相談すべきか?

なにしろ、今から10年ほど前は発達障害がまだそれほど知られていなかった。

だから発達相談ひとつにしても、どこに相談するのがよいのか良く分からなかった。

トンガリ君は当時、私立保育園に通っていた。

その私立保育園は若い先生が中心だったので、発達障害について詳しい知識をお持ちの先生は少なかったようだ。

保育園側からは長男について具体的に相談したいと言われたことはなかった。

だから、わたしも保育園に相談しようとは思わなかった。

正直なところ、長男の状態について保育園の先生はある程度分かってはいただろう。

ただ、そもそも発達障害に該当するのかどうか・どのように対処すべきか(どのように保護者に伝えるか)について、当時は園としての対応方法が確立されていなかったように思える。

そこでわたしは、長男を出産した病院の小児科でとりあえず相談することにした。

 

小児科での対応

小児科の先生は小児神経科がご専門の、還暦くらいの年齢の優しそうな男性医師であった。

CTやMRI、脳波を測定したうえでこれまでの発育歴を伝え、診察を受けた。

長男、診察では名前と年齢を聞かれて答えることができた。

 

診察の結果

診察の結果、長男については、

・CTやMRI、脳波には明らかな異常はない

・もう歩けるし、言葉も話せるし、コミュニケーションもとれるので、体の状態から言って理学療法が必要な状態ではない

・まだ2歳になったばかりなので、心配ならば地域の療育センターに相談して療育を受けられるか聞いてみるとよい

と言われた。

そこで、わたしは地域の療育センターに電話し、これまでの経緯と小児科で言われたことを伝えた。

その後、地域の療育センターにて2歳から療育を受けられることになった。

 

今だから思うこと

受診したのは発達障害専門クリニックではなかった

長男が受診したのは、いわゆる発達障害専門のクリニックではなかった。

長男が2歳だった当時、発達障害という概念が流行り出した頃だった。

発達障害専門のクリニックに予約しようとしても数か月待ちが当たり前で、1年待ちのクリニックはざらにあった。

当時は今ほどは発達障害専門のクリニックには簡単に受診できなかった。

とはいえ、長男が受診したのは小児神経科の医師で、療育園での勤務がある方だったので、発達障害について全くの門外漢ではなかったと思う。

当時少しずつ早期発見・早期治療が叫ばれ始めていた。

でも、まだまだのんびりしていて、発達障害は原則3歳以降に確定診断、という時代だった。

今思えば、医師にはのんびりとした対応をして頂いたのが良かった。

最初に受診したのがバリバリの発達障害専門クリニックでなくて良かったと今は思う。

 

保育園の対応

当時の発達障害の認知度を考えると、保護者(わたし)に具体的にアプローチしなかった保育園の対応は仕方なかったと思う。

長男と同じような状況のお子さんが保育園に在籍している場合、今はどのように対応するのが普通なのだろう?

もしかしたら、当時とあまり状況は変わらない園も多いかもしれない。

一方で、発達障害の早期発見について積極的な園もあるのだろう。

ただ、今は、長男が保育園に通っていた頃よりもさらに、経験やスキルがある保育士さんが減っているようなので、もしかしたら、長男が通っていた保育園と同じような対応をする保育園もまだあるのかもしれない。

 

今はいろいろな機関で発達相談をしている

個人的には、最初に相談するのが保育園である必要はないと思う。

今は地域の子育て支援センターや児童館でも相談できる。

あるいは、子育て支援センターや児童館のような公的機関でなくても、民間機関でも発達相談を受けてくれるところはたくさんある。

むしろ、今は公的機関に相談すると「公的機関に発達相談した」という記録がカルテのようにいつまでも残ってしまうようだ(地域によってはそこまで進んでいないところもある)。

気軽に相談してみるには、いちばんはじめに発達相談するのは民間機関のほうが良いかもしれない。

 

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