小1・次男のクラスを見ていると、支援が必要な子が増えていることを実感する。
必要な支援というのは、
・授業中勝手にしゃべる(私語が多い)
・暴言が多い
・他害がある
・授業中、話を聞いていない
・集中力が続かない
・全体的に発達がゆっくり目
・字の読み書きが苦手
・計算が苦手
・視機能に問題がある
などなど。
教室や廊下に貼られている絵や作文を見る限りは支援が必要かどうかは分からない(先生のチェックが入っているから)。
でも、教室の席の配置を見ると、支援が必要な子が増えていることは一目瞭然である。
次男のクラスの教室を見ると「前方の席にいる女子児童が少ない」ことに気づく。
小1男子の半数が「支援が必要な子?」
次男のクラスでは、1クラス30人(男子15人・女子15人)のうち男子の半数近くが、何らかの理由で「支援が必要な子」のようだ。いわゆるグレーゾーンとよばれる子たちがほとんどだと思う。
つまり「要支援でない男子は半数だけ」なのだ。
これでは学校の先生は、とてつもなく大変に違いない。
学校側は、支援員をつけることで先生の負担を軽くするという対処療法をしているが、そのやり方ではもはや限界だろう。
1クラスあたりの人数を減らさない限り、先生の負担は減らないと思う。
教室内の席の位置
要支援のこどもたちは教室の前方の席か、廊下側の席に座っていることが多い。
・前方の席…黒板が見えやすく、教師の目が行き届きやすい(要支援の子を配置)。
・廊下側の席…私語をしても授業中に気が散りにくい(私語が多い子を配置)。
結果として、
・教室の前方・廊下側の席…男子児童が中心
・教室の真ん中~後方の席…多数の女子児童の中に、少数の男子児童が点在
といういびつな席配置になっているのだ。