小2次男が公立小に入学してから早いもので1年半が過ぎた。
次男を1年半小学校に通わせてみて、正直に言うと、次男が通う公立小はあまり良い学校じゃないと感じている。
そう思う理由はいくつかある。
ひとつは「風通しの悪さ」。
とにかく学校管理職が「保護者からのクレーム」を過剰におそれている。
学校便りの随所に「保護者はできるだけ学校に連絡してこないで」という表現が散見される。
たとえば、
・長時間の電話は電話がつながりにくくなるため、迷惑
・電話は原則として〇時~〇時まで
・〇時以降は業務時間外なので電話禁止
・学校への電話は業務の妨げ
みたいな表現が学校便りにあふれている。
最近は、学校にクレームの電話を入れる保護者が多いのだろう(わたしは長男次男ともに小学校にクレームの電話をかけたことはないが)。
なかには毎日毎日、学校に電話してきて長時間電話をするような「クレーマー体質の保護者」がいる。
けれども、クレームをおそれるあまり、学校と保護者が直接関わることがあまりなくて、学校がギスギスした雰囲気なのだ。
もうひとつは「管理職に媚びる教師の存在」。
目線がこどもたちではなく、管理職に向いている教師がいる。次男の担任の先生のことである。
正直言って、とても気持ち悪い。
「管理職に媚びへつらう教師」が実際にいるのだな。
本当にびっくりする。わたしも長男も、その手の教師にあたったことがなかった。
次男の担任の先生の行動を見ていると「管理職に苦情がいかないこと」を最優先にしている。
上述したように、次男が通う公立小では管理職が「保護者からのクレームを減らすこと」を最優先に考えているからだ。
担任の先生が保護者に先回りして、管理職に苦情がいかないように立ち回っている。そういう行動をとっていることを管理職にアピールしているのが保護者からもよく分かる。
そして次男の担任は「学力テストの成績を上げること」に力を入れる(学力テストの成績を上げることについて)。学力テストの成績が上がれば、教育委員会からの管理職の評価も上がるのだろう。
こどもたちのためを思って学力テストの成績を上げようとしているとは到底思えない。
すべての学校が保護者のクレームをおそれてビクビクしている、とは思えない。
けれども、少なくとも次男が通う公立小の管理職は保護者との関わりを明らかに避けている。
結果として、風通しが悪い学校になってしまっている。
管理職が変われば、雰囲気も変わるかな、と思う。
管理職が変わることを期待するしかない。