字は書けるようになるもんだ

字を書くのが苦手な長男。

長男は高校生の今でも字を書くことが好きじゃない。

でも、長男は字を書くことに抵抗がなくなってきた。

今は早くから「書字障害」と認定するようになった。

そのおかげで、たとえば無理な漢字練習を学校で強いられなくなったりと、助かる子も多い。

ただ「書字障害」だから一生字が書けなくても仕方がないと思い込むのはもったいない。

いつ字が書けるようになるかは人によって違う。

でも、中学生・高校生・大学生になってから字が書けるようになる子もいるのだ。

 

中学生で「字を書く」欲求が出てきた

長男、小学生の頃は指示されなければ、ひらがなで文章を書いていた。

長男が中学生になった頃、長男には「字を書きたい」という欲求が急に出てきた。

誰に強要されたわけじゃない。自然とそうなったのだ。

それまでは積極的に字を書こうとしなかったのに、中学生になった頃から長男は、チラシの裏や空き箱、ホワイトボードなどに盛んに字を書き出した。

とにかくいろいろなものに字を書きたい、という感じで、当時の長男は、ホワイトボードに字を書いて掲示板を作ったり、バスや電車の時刻表を作っていた。

中学生の段階で長男は、サポートすれば漢字混じりの文章を書くけれども、普段学校ではひらがなでコメントを書いていたようだ。

 

高校生で、漢字を書けるようになってきた

中学生の頃は至る所に字を書いていた長男。

ところが高校生になると、長男は拍子抜けしたように、チラシや段ボール紙に字を書かなくなった。

長男が通っている高校では文章やレポートを書くので、字を書きたいという欲求はそれで満たされるのかもしれない。

高校生の長男、今は漢字を使って文章を書くことへの抵抗がだいぶ少なくなった。

 

今はまだ拙い文章しか書けないけれども、ひらがなだけの文しか書こうとしなかった小学校卒業当時(4年前)を思えば、長男、今は漢字を使って文章を書いているのだから大きな進歩だ。

 
書字が苦手な小学生をお持ちの保護者のみなさま、長い目で見てあげてくださいな。

中学生・高校生まで様子を見れば、書字の能力はきっと進歩しているはず。

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