小3算数はキモだよね

小学校3年生の算数では「割り算」が登場するほか、「小数」・「分数」の基礎を勉強する。

割り算・小数・分数だけでなく、10,000以上の数や角度・図形など、高学年算数の学習に大切な概念が小学校3年生でごちゃまぜに一挙に登場するので、小3から算数がわからなくなる子どもが激増する。

長男もそのひとりだった。

高校生の長男はいまでも、小3小4の頃に不十分だった単元の理解不足が尾を引いている、と思う。

割り算や角度(図形)は中学数学で使うから中学の時にそれなりに理解できるようになったものの、長男は今でも、小3小4で習った小数の細かい計算・10,000以上の数・がい数が苦手だ。

算数指導に実績がある先生が小3小4で担任につくと良いのだが、現状は、教員不足でそんな贅沢は言っていられない。

小学校中学年(小3小4)の算数をきちんと理解してもらうには、ある程度、家庭で補わないとダメかもしれんね。

小3で落ちこぼれが一気に増える理由…抽象化する算数と、ベテラン教員を配置できない事情

👆の記事によれば、今の小学校では、こどもたちが難しい年頃(思春期)に突入する高学年(小5小6)・手がかかる低学年(小1小2)の担任に実力ある先生を配置するのが一般的らしい。

でも現状は、本当に先生が足りていなくて、高学年には実力がある先生をなんとか配置するけれども(学級崩壊を防止するため)、低学年に実力がある先生を配置できなくなっている。

次男が通う公立小を見ていると、そう感じる。

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