小1次男が通う公立小では、タブレットを使った授業が小1から始まっている。
次男は、国語の授業で自分の好きな乗り物のプレゼン資料を作っている。
今の時代、小1からプレゼン用のスライドを作成するのだ。
児童が好きな乗り物の説明文を作って、乗り物の画像と共に貼付けてプレゼン用のスライドを作る作業をタブレット上で行う。
一見「小学校1年生にずいぶん難しいことをさせているんだな」と思うかもしれない。
でも、ソフトの操作を覚えて、ソフトにしたがって入力すればいいだけだから、小学校1年生でも簡単にプレゼン用スライドが作れる。
昔は手作業で作っていた「壁新聞」をソフトを使って作っている、というわけだ。
よく考えてみると…大勢の前でプレゼンする仕事に就くこどもは全体の何割いるのだろう。
将来パソコンにほとんど触れない仕事に就く子は2割くらい、いるんじゃないか。
確かに、タブレットを使って作ったプレゼン資料はとてもキレイだ。
でも、タブレットを使ってキレイなプレゼン資料を作ることより、プレゼンで自分が伝えたいことが頭からどんどん湧き出てくることのほうが大切だ。そう思う私は昭和の人間だろうか。
小学校低学年ならばプレゼン資料の作成より、質が高い文章をみんなで音読する時間を授業で作ってほしい。
正直言って、ICTを活用したプレゼン資料の作成は中学か高校からで十分だ。