小6保護者会・担任の先生へのゴマすり

長男が小6だったときのこと。

長男が通った公立小は毎年、担任の先生が変わるシステムだった(今はそういう小学校が多い)。

新学期(春)の保護者会では担任の先生とのはじめての顔合わせになる。

長男の小6春の保護者会は、担任の先生へのゴマすり大会となった。

保護者の自己紹介にて、担任の先生に対する「歯が浮くようなお世辞」が次から次へと保護者から発表された。

今まで幼・保・小・中・高と保護者会にたくさん出席してきたけれども、あからさまなゴマすり大会になったのはこの時だけだ。

今思えば、長男のクラスは公立中高一貫校を受験するこどもたちがたくさんいた。

しかも、我が家は、入試選抜における内申点の比率が高い都立中高一貫校からわりと近い。その都立中高一貫校を受験するこどもが長男のクラスにはたくさん居た。

長男は都立中高一貫校など合格できる成績には程遠かったので、都立中高一貫校の受験など考えていなかった。だから私はなぜこんなにゴマすり大会になるのか、当時はわからなかった。

教科別に内申をつける中学校と違い、小学校は基本的に担任が全教科の成績をつける。

つまり、内申点に関する担任の先生からの影響は、中学校よりも小学校のほうが大きい。

保護者会がゴマすり大会と化したのは、都立中高一貫校の受験で有利になるよう、良い内申点をもらうために、保護者が担任の先生にアピールしていた、ということだ。

果たして、長男のときと同じように、次男が小6になったときの保護者会でも担任の先生へのゴマすり大会になるのだろうか。

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