長男が通う都立高校は先生方の年齢が高めである。
50代後半とおぼしき先生が多い。
若手の先生が居ないわけじゃないけれども、20代の先生はあまり見かけない。
そういえば、昔は「居心地の良い都立高校には中高年の教師が多い」と言われていたことを思い出した。
確か、大昔の都立高校では「何年経ったら異動」と決まっていなかったから、教師は居心地が良い高校にずっと留まることができたのだ(今は違う)。
長男が通う都立高校は、ベテランの先生が多く留まりたいと思うほど居心地が良いのだろうか。
東京都教員の年齢別構成
東京都の教員の年齢別構成を見つけた(東京都教育委員会ホームページ)。
長男が都内公立小中・都立高校で過ごしてきて、
・都内公立小…若い先生が中心。ベテランが少ない。
・都内公立中…若い先生が多いが、50代以上のベテランもわりと多い。
・都立高校…50代以上のベテランが多い。
・都内公立中…若い先生が多いが、50代以上のベテランもわりと多い。
・都立高校…50代以上のベテランが多い。
というのが私の印象だったが、上掲の表は私の印象とほぼ合致する。
今の都立高校は、都内公立小学校・中学校と比較してベテラン(50代以上)の割合が多い。
上掲の表によれば、都立高校ではなんと、ほぼ3割が55歳以上の教師で、ほぼ4割が50歳以上の教師なのだ。
長男自身は、先生方の年齢が高いせいもあって、まったりとした学校の雰囲気が気に入っているようである。