次男が通う小学校では「ひらがなを全部習う前に、作文の宿題を出し始める」など、こどもの発達を度外視したことをやっていることを先日書いた。
「中高生が書く文字が汚い」・「中高生が漢字を書けなくなっている」という教育関係者のコメントをネット上でよく見かける。
友人の教育関係者も同じような見解だ。
次男が通う小学校を見学してみて、中高生の文字が汚い・漢字が書けない理由がよく分かったわ。
英語だのプログラミングだのICT教育に小学校の現場がおされてしまって、腰を据えて国語教育をする時間が減っているのね。
中高生の文字が汚い・漢字が書けないのは「小学校の国語の授業で文字を丁寧に書く時間が減っている」からなのよね。
小学校でやることが盛り沢山で、こどもたちは消化不良を起こしている。
今年公立中学を卒業した長男が通った公立中学を見ていて実感したこと。それは、公立小での消化不良の状態(課題宿題やらせすぎ)が公立中学まで続く、ということ。うんざり。
公立小学校は要らんことは省いて、本当に必要なことだけをやってくれればいい。
小学校に入学したばかりの1年生には、進度はゆっくりでいいから、字を書く時間をとってほしい。