先日も書いた通り、長男は志望校である都立高校に無事合格した。
長いようで短かった長男の高校受験がようやく終わった。
受験が終わった今、私はようやくほっとしている。
入試半年前から通塾を減らした
思うところがあって、受験から半年前の昨年9月から通塾を減らした。
具体的に言うと、中3の4月から始めた理科と社会の通塾を9月に止めたのだ。
数学・国語は週1~2回のぺースで個別指導を受講し、英語・理科・社会は家庭学習で高校受験を乗り切った。
通塾に時間を費やして暗記する時間が減るのが嫌だった。
一般受験で得たもの
正々堂々と都立高校を一般受験したことは、長男にとって良い経験になったに違いない。
入試を終えた長男は晴れ晴れとしている。
長男が受験した高校は低倍率ながら全入(倍率1倍未満)ではなかった。不合格になった生徒もいた。
長男は私立2校を受験していずれも不合格で、都立高校に落ちれば都立2次募集校を受けるしかなかった。
まさに崖っぷちのガチンコ勝負だった。
長男があんなに集中して勉強したことは今までなかった。
数学の2次関数・相似の証明・三平方の定理も、長男は入試直前には自分ひとりで解けるようになった。
入試の数ヶ月前には「証明問題は難しくて解けない」と言っていたのが、証明問題を何回も繰返し解いているうちに解けるようになり、しまいには「都立高校の入試問題の証明は簡単だ」と言うようになった。
どうやら、そういうものらしい。
私立と違って負担が大きい5教科入試、長男は最後まで気を抜かなかった。
長男の集中力は最後まで落ちなかったし、最後まで元気な受験生だった。
長男は都立高校を一般受験して本当に良かったと思っている。
都立高校の一般受験は長男を人間的に成長させてくれた。