今年(2022年)の都立高校入試の応募状況(途中経過)が、
東京都教育委員会のサイトで公開されている。
令和4年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況(学力検査入学願書受付)
本日2/11時点では願書の再提出が可能なので、最終的な応募倍率はまだ確定していない。
それに、出願しても受験しない人が結構な割合いる高校もある。
とはいえ、
なるほど今年もやっぱり人気だ、と思う高校もある。
一方で、正直な話、
なんでこんなに倍率が高いの?と思う高校もある。
性格まで考慮したうえでのアドバイスなのか
ここ最近、課題を大量に出す都立高校が目につく。
課題を大量に出す高校を
「面倒見が良い」「熱心」「塾要らず」と評価するのか、
「生徒が自学自習する機会を奪う」「じっくり考える時間がなくなる」と評価するのか、
で評価が真逆になる。
評価は人それぞれではあるけれど
「国公立大学の合格者数が伸びている!」「塾要らず!」を謳う高校が、
自分に合っているかどうかはすごく重要だ。
「塾や学校の先生が良いといった学校=自分に合っている」とは限らない。
その学校が良いかどうかの判断が自分ではできないまま、
塾や学校の先生の話を鵜呑みにして志望校を決定する中学生が多いのかもしれない。
わたし自身が学校見学や説明会に行ってみて、
「高圧的な雰囲気で、ここはちょっと嫌だな」
と思った都立高校は課題を大量に出す学校で、しかも倍率が結構高かったりする。
課題を大量に出すタイプの高校というのは、
10人のうち7人の生徒は満足するかもしれないが、
残り3人の生徒にとってはキツイ・息苦しい学校生活になる可能性がある。
面倒見が良い学校の落とし穴
わたし自身、課題を押し付けられて勉強するのは嫌いだ。
・自分で学習内容を決めたいタイプ
・自分のペースで勉強したいタイプ
・課題を押し付けられるのが嫌なタイプ
は、「塾要らず」「面倒見が良い」をアピールする高校は避けた方が賢明だ。
課題が自分に合っていれば良いけれど、
往々にして、
課題が易しすぎることもあるし、
課題が難しすぎることもある。
課題=作業になってしまうような課題は意味がない。
「この課題は本当に必要なのか」と考えてしまうタイプは、課題を大量に出す高校は避けた方が無難だ。
それに、なにより、ぼんやりできる時間がない高校時代を過ごすのは勿体ない気がする。
ぼんやりできるのは学生の特権だ。