我が家には中3の長男と幼稚園児の次男がいる。
この次男は早熟型(早生型)で、晩生型の長男とは何から何まで違う。
1点だけ、長男も次男もビビり症であることを除いて。
長男と次男、もう新生児の頃からまったく違う。
何から何まで正反対なのだ。
長男は、いい加減で細かいことが気にならず楽観的な性格だ。
対照的に、次男は心配性で前もってきちんと準備しないと気が済まない几帳面な性格だ。
晩生型の長男と早熟型の次男
早熟型の次男は小さい頃から自我がはっきりしていて、やりたいことが明確に決まっている。
次男は新生児の頃から無駄泣きしなかった。
自分の願望が満たされれば、あとは何も要求しない。
次男は新生児の頃から家族の会話に熱心に耳を傾けていた。
まだ話せない新生児でも、次男にはひとの話を聞こうという姿勢があることに驚いた。
一方、長男は振り返ってみると、新生児の頃から「何を考えているのか分からない」雰囲気があった。しかも人の話を聞いていない。
長男、1歳半頃までは宇宙人的な感じだったのだ。
長男ははじめての子なので、子どもというのはこんなものかと思って何も気にしていなかったけれど、どうもそうじゃないらしいと次男を育てていて分かった。
言葉が出てからだいぶ変わった
ただ、言葉が出て来た頃から長男はだいぶ変わった。
今になって長男が2歳になったばかりの頃の動画を見返してみると、ある程度コミュニケーションがとれているのが分かる。
長男は、幼少期から思春期に入るまでは「自分でこうしたい」という要求があまりなかったのだ。
長男の自我がはっきりしてきたのは思春期に入ってからだ。
早熟型には公立中学はつらいかも
早熟型で、長男よりも我が強くて自分を持っている次男だから、もし中学受験せずに公立中学に入学したら、公立中学の「上から押さえつけられる」環境に嫌気が差すのは明確だ。
かといって、小学校高学年の3年間を中学受験に捧げろと親が強要しても、自我が強い次男が納得するとも思えない。
自分の意見を持っている次男には、たとえ小学生であっても自分の進路は次男本人に決めてもらうしかないと思っている。