我が家の長男は現在、中2。
中学校に入学してから約1年半。
ちょうど折り返し地点を過ぎたところだ。
中学校入学から1年半が過ぎて、ようやく「定期テスト」の準備の仕方に慣れたところだ。
「暗記ができない」と言うけれど
理科・社会は暗記科目と言われているけれど、「暗記ができない」とか「暗記が苦手」とか、こぼしている中学生は大勢いると思う。
長男もそのひとりだった。
定期テストの勉強を始めた頃、長男がやっていたことは…
だけ。
教科書ワークを読んでいるのではなくて、まるで「夕陽を見るように」ただ眺めているのだ。
教科書やワークをただ眺めていても、暗記できないのは当たり前だ。
「教科書やワークを眺める=暗記する」だと思っていたらしい。
たぶん、こういう方法で暗記するのだと思っていて、テストで点が取れない子どもは案外多いはず。
暗記しに行かないとダメ
暗記というのは「暗記しに行くこと」が必要だ。
「答えを見ないで問題に答えられるようにする」を繰り返しやらないとダメなのだ。
「暗記しに行くことが必要だ」と今年は長男にしつこく言った。
結果、長男は、理科・社会の暗記については、ようやく「暗記しに行く」ようになった。
副教科はまだ眺めている
でも副教科はまだ
「教科書やワークをただ眺めているだけ」
だと思う、おそらく。
なぜなら、副教科のテストの点数が悪いから。
今後は、副教科も理科・社会と同じように「暗記しに行く」ようにしてもらわないとダメだ。
アウトプットが足りない
ところが、理科・社会を暗記するようになっても、長男のテストの点数はまだ上がらない。
たぶん、アウトプットが足りないのだ。
暗記したものを答案にうまく吐き出せていないのだ。
これも「慣れ」だ。
ただ、
・アウトプットが上手にできるようになるまでの時間は個人差がある。
という問題がある。
発達凸凹タイプの場合、
暗記してから頭の中で内容が整理されるまで、ふつうの人より時間がかかる、
らしい。
だから、はじめのうちは
定期テスト前のできるだけ早いうちから暗記に取り組んで、
頭の中で知識を整理する時間を作ってあげる必要がある。
慣れてくれば、暗記にかかる時間も少なくなってくる。
実際に、長男の場合、1年前よりは暗記にかかる時間は少なくなっている。
そうすれば、
理科・社会の点数も、
今よりはもうちょっとマシになるだろう、と思っている。