あがり症と「主体的・対話的で深い学び」

長男はあがり症だ。

あがり症を克服するため、あがり症克服協会の個人レッスンを受けたこともある(あがり症克服協会の個人レッスンを受けた感想)。

長男は人前でスピーチをするのが苦手だ。

でも、そういう人は少なくない。

大雑把に言えば、人間10人いれば1人か2人はあがり症らしい。

あがり症といっても、
「人の目が気になり電車やバスにも乗れない」という人から、
「人前で話すのがちょっと苦手」という人まで程度の差が大きい。

実は私も「ちょっと」あがり症だ。

わたしの場合、あがり症といってもプレゼンやスピーチで緊張してしまうくらいで、
日常生活に支障がない程度のあがり症だ。

あがり症は社会不安障害とも呼ばれている。

でも、どこまでが障害でどこまでが障害でないかの線引きが難しいし、
そもそも線引きする必要があるのか、わたしにはわからない。

ただ、日常生活に大きな支障が生じているあがり症の方にとっては、
あがり症は深刻な問題なのは確かだ。

 

授業でプレゼンやスピーチの機会が増える

2020年改訂の新しい学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び」の実現が提起された。

これに伴い、学校の授業では「こどもたちが自分で調べたことをみんなの前でプレゼンで発表する」機会が増えた。

長男が通う中学校でも例外ではない。

たとえば英語の授業では、
「ほかの生徒の前で、自分が書いた英作文でスピーチする」という課題が増えている。

今後、高校・大学に進学しても、プレゼンや発表をする機会は増えるだろう。

あがり症の長男にとって「つらい」授業が増えるということだ。

本音は、今はまだプレゼン練習を長男に強要したくない。

長男がもう少し年を重ねて、自分の意見を文章でまとめる経験を積んでからのほうがプレゼン練習が上手く行くと思うから。

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