長男は、小5の頃から通っていた塾を中1途中でやめた。
今は、親である私が長男に勉強を教えている。
親が中学生に勉強を教えるなんて、
ふつう、中学生にとっては鬱陶しいだろう。
もし自分が中学生ならば、
親に勉強を教えてもらうなんて間違いなく鬱陶しい。
無論、長男も鬱陶しいと思っているに決まっている。
けれども、長男は真面目に勉強しないせいで、
塾から事実上放り出された。
長男本人は、
自分を受け入れてくれそうな新しい塾が見つかるか不安なので、
仕方なく親と勉強しているといった感じだ。
親が勉強を教えるデメリット
親がこどもに勉強を教えるデメリットとしては、
途中からケンカになってしまうことが挙げられる。
それだけではない。
どうしても甘えが出てくるので、
こどもの問題を解く姿勢がゆるくなる。
それに、長男は自分から親に「ここが分からない」とあまり言わない。
だから、親が教えている間は、
分からないところをほかの人に説明する訓練は積めない。
そろそろ自立してほしい
そして、なによりもまず、
高校進学に向けて、
精神的に幼い長男には少しずつ自立していってほしい。
本格的な受験モードに突入する前に、
勉強を教えることを親から塾の先生にバトンタッチしたい。
まず数学、
慣れてきたら英語も塾にお任せしたい。
個別指導かグループ指導か
前に通っていた塾での長男の様子から、
長男は問題を解くスピードが遅く、
周りの生徒に迷惑をかけるおそれがあるので、グループ指導は×。
長男は個別指導一択だ。
塾通いを始める時期
第1案:中1から中2にかけての春休み
塾通いを始める場合、
受験が終わった直後の3月に塾講師が手すきになるのを狙うのがよい。
その頃は塾講師に時間的余裕があるので、
こちらの希望時間に受講できる可能性が高い。
しかも、受験が終わった直後で塾講師には気持ちの余裕がある。
長男の性格を把握してもらったうえで、
いろいろな塾を試せる。
今年の春休み(中1~中2にかけての春休み)から塾通いを始めようかと思っている。
第2案:中2の夏休み
ただ、長男の幼さゆえに、塾通いをもう少し待つべきか迷う。
気分が乗らないと勉強しない長男の性格からして、
早いところ塾に放り込むと、
長男が塾でまじめに勉強せず、
やりにくい生徒だと認識されて塾から嫌われるという、
前の塾での二の舞になる。
そう考えると、
今年の夏休み(中2の夏休み)から塾通いを始めるのがベストかも。
塾講師も、夏休みはまだ、
冬休みほどは中3の受験指導で切羽詰まっていないだろう。
中2の夏休みを過ぎると、
一気に「受験」という文字が現実味を帯びてくる。
だから、塾通いを始めるタイミングとしては中2の夏休みがよいかもしれない。
早くから塾通いを始めるデメリット
長男の場合、
周りが受験モードに入っていないうちに塾通いを始めると、
塾での勉強に身が入らない可能性が高い。
長男がもう少し成熟するのを待って、
受験を意識し始める中2の夏休みまで塾通いを待つ(第2案)か、
それとも、
講師に精神的・時間的ゆとりがある中1~中2にかけての春休みから塾通いを始める(第1案)か、
悩ましいところだ。
しかし…
とはいうものの、
中学生活が高校受験一辺倒になってしまうのは、
一度きりの長男の中学校生活を考えると申し訳ない。
ただでさえコロナ禍で旅行や外出が制限されているのだから、
長男には春休みの間、
学校の授業がある期間はなかなか経験できないことを経験してもらいたいのだ。