このブログでも何度も書き続けていること。
それは「中学校でのワーク提出」だ。
おおかたの公立中学では、
教科書ワークの指定された問題を解いたうえで丸をつけ、
間違った箇所は赤で修正したうえで、
期限までに教科書ワークを提出するよう指示がある。
内申点を確保するには最低限
「教科書ワークを全部埋めて丸を付ける」
必要がある。
ところが、大多数の人が予想する通り、
教科書ワークを解かずに答えをそのまま引き写している生徒は多い。
答えの引き写し=作業
社会や理科などの暗記科目の場合、
答えを引き写したかどうかは見た目には分からない。
暗記科目ならば、
答えをそのまま引き写す行為が多少は暗記に貢献するかもしれない。
けれども、
数学のように得意不得意の差が大きい科目では話は別だ。
特に数学のような科目の場合、
答えをそのまま引き写していても、
なーんにも進歩しない。
それに、数学が苦手な生徒がひとりで答えを見て教科書ワークの応用問題を解けるようになるとは到底思えない。
でも、できなかった問題についても赤で答えを引き写せば、
問題を解く努力をした、とみなすのだ。
実際は、問題を解いていなくても、である。
だから、
数学が苦手な生徒たちは、
教科書ワークの答えをただ引き写すことになる。
それならば、
生徒全員が同じ教科書ワークの問題をやるのではなく、
個々の能力に合わせた宿題を出せばよいのに、と思う。
たとえば、
・数学の得意なAさんの宿題は応用問題まですべて、
・数学の苦手なBさんの宿題は基本問題だけ、というように。
けれども、公立中学というのはなぜか、そうはならない。
個別対応が必要ならば支援級に…という考え方のようだ。
宿題について個別対応にするだけで、子どもたちが「教科書ワークを引き写す」という虚しい作業がなくなるのにと思うと、歯がゆい。
