都立高校入試の合格発表が昨日(3/2)おこなわれた。
本年度の実質倍率は男女合計で1.40。
昨年度の実質倍率1.41よりも0.01ポイント下がった。
普通科で実質倍率が1前後またはそれを下回ったのは主に都立中高一貫校(両国・白鷗・富士・大泉・武蔵)である。
中入生の中にほんの一握りの高入生が入学することに抵抗がある受験生はやっぱり多い。
都立高校の最終応募人員/受検人員をみると、23区内の一部の上位校とそれ以外とで傾向がかなり異なるのが興味深い。
23区内の一部の上位校
23区内の一部の上位校(日比谷・戸山・青山)の男子は、最終応募人員のうち2~3割は実際に都立高校を受験しない。
都心の上位校ほどその傾向は顕著だ。
このことから、23区内(特に都心部)には上位国私立高校を第1希望にする受検者が一定数存在することがわかる。
それ以外の都立高校
倍率の高低に関わらず、23区内の一部の上位校を除くその他の都立高校は全体的に、応募倍率≒受験倍率の都立高校が多い。
受検辞退者が5%以下という都立高校が多い。
言い換えると、その都立高校に応募した受検者のほとんどが受検する。都立高校を第1希望にする生徒が多いということだ。
倍率が低いからといって、都立高校の人気がない、というわけではない。
冒頭に挙げたように、都立高校全体の実質倍率は去年と同等かほんの少し下がっている。
けれども、応募倍率と受検倍率との差がほとんどないことから、23区内の一部の上位校を除くその他の都立高校の受検者の多くは都立高校を第1希望にしていることがうかがえる。
都立高校の人気が下がっているわけでは決してない。
都立高校を第1希望にしている人がこれだけ多いのだから、できるだけ多くの生徒が都立高校に入学できるようにしてほしい。
けれども、東京都が動く気配はないし、動くつもりはないだろう。
