保護者のせいで先生が辞めるのだろうか

ここで学校について色々と書いているので、わたしはさぞかし「モンペ親」だろう、と思う人はいるはずだ。

ところが、自分で言うのもナンだが、それほど「モンペ度が高い」親ではないと自分では思っている。

 

わたしは学校にクレームの電話をかけたことは「一度も」ない。

そもそも、学校に電話をかけた経験が少ない。学校に電話したことがあるのは、提出書類に関して等の事務的なこと「だけ」である。

長男の学校生活について担任の先生にこちらから連絡したことは「一度も」ない。

学校側からの依頼で個別面談をしたのは6年間で3回あった。個別面談の頻度は2年に1回だから、そんなに多くはないと思う。

 

長男の学校生活について基本、わたしは学校には口出ししなかった。

長男は担任の先生に恵まれていたし、長男が通った公立小は雰囲気が良かったし、長男が通っていた頃(数年前)の公立小はまだおおらかな雰囲気があったから、長男が通った公立小には不満はなかった。

 

だから、自分はどちらかというと「手がかからない保護者」だと思っている。

先生方の業務は指数関数的に増えていることは承知しているので、電話によるクレーム等でできるだけ業務を邪魔しないように心がけている。

次男が通う公立小に対しても電話連絡をしたことは「一度も」ない。

 

ネット上の情報を読んでいると、たとえば、長時間の電話を毎日学校にかけてくるような「ものすごい保護者」が実在するようである。

そういう保護者が原因で先生方が精神的に疲弊するのを防ぐためには、スクールソーシャルワーカーの導入もやむを得ないのかもしれない。

 

先生方が退職に追い込まれる大きな原因のひとつが「保護者対応」であることは間違いない。

ところが、大多数の先生方はそうでないと思うが、残念ながら、中には、保護者からクレームが殺到するのは致し方ないと思う先生も居るのだ。

まさに昨年度、次男の担任がそういう先生にあたってしまった。

その先生については「信じられない」対応が1年間で何回もあった。

 

他の保護者が学校にクレームを入れていると確信していたから、私からクレームの電話をすることはなかった。

実際、ほかの保護者からのクレームがあったと後で聞いた。

その先生が授業中に「こんなことでクレームを入れてきた親がいる。おかしいよね。と話していたと次男が言っていた。

 

「保護者対応が大変であるせいで先生が退職する」という言葉を聞くと、保護者に非があるように聞こえるけれども、そうとは限らない。先生側に原因があるケースもあるに違いない。

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