次男を小学校に1年間通わせてみて分かった。
先生が忙しすぎる一番の原因は「先生-保護者間のやりとりが増えた」せいだ、ということ。
中でも、先生の仕事で多いのがこの2つ。
・いじめ対応(加害者・被害者双方)
・児童の素行について保護者への連絡
我が家は、学校に頻繁にクレームを入れたことはない。これだけは自負する。
長男も次男も、対人トラブルがないタイプだからだ。
マイペース長男に関しては、毎年1回、個別に呼び出されて面談を行った程度である。ちなみに、面談の目的は学校側がはっきり言わなかったが、要は「特別支援へのお誘い」だったと思う。でも、学校側との面談も中2以降はなくなった。
いじめ対応:本当に多い
ママ友からの情報を聞いていると、小学校低学年については、いじめ対応について小学校側が対応に追われて大変そうだ。
小学校側は、素行不良児童が起こす対人トラブルを保護者に頻繁に(逐一)連絡がしているらしい。
いじめ加害者については、発達の遅れうんぬんより、保護者が仕事で忙しすぎてあまり構ってもらえない「愛着障害」の子が多いと感じる。
愛着障害は本当に増えている。
親が仕事で忙しすぎて、保育園時代からずっと、きちんと構ってあげていないのだ。
保護者がきちんと向き合っていれば、発達の問題を抱える子も対人トラブルがなく、学校でうまくやっていることが多い。
児童の素行についての連絡
発達障害児やグレーゾーン児への対応も、昔より明らかに増えていると感じる。長男が小学生の頃は、まださほどでもなかったのだが。
担任の先生と良好な関係を築いて我が子を配慮してもらうために、担任の先生と頻繁に連絡をとる保護者が昔より明らかに増えている。ただそのせいで、担任の先生の仕事量は劇的に増えているはずだ。
先生と頻繁にやり取りする保護者はコミュ力が高くてすごいなと思う反面、頻繁なやり取りは先生の仕事量を明らかに増やしているよな、とも思う。
我が家の場合、長男への対応については基本、学校にお任せだった。
今も、細かいことで学校に連絡するのは避けている。先生が大変すぎるから。
学校生活で子どもがつらいと感じていなければ、学校に余計な手間をかけさせないほうがいいかもな、と思っている。