小児科医に不登校の相談なんて、できないだろ

子どもを育てていて、ちょっとしたことで小児科医に相談する人は多いんだろうか。

正直、医者という人種は上から目線で相談相手にならない、と個人的には思っている。

感染症や皮膚炎などの病気の治療とか予防接種の受け方の相談とかならば、医師に相談するのが筋だ。

でも、不登校とか、学校生活の悩みとかを相談できる相手として小児科医は適任だとは思えない。

だって、とにかく上から目線なんだもの。

親が相談しに来るのは、こどもに関心がある証拠。

それなのに、上から目線の対応じゃ、相談する側の心が折れちゃうよね。

 

睡眠について

例えば、睡眠について。

こどもがすくすく成長するうえで「早寝早起きが大切」なのは言うまでもない。

小児科医が参加する子育て講座みたいなのに行くと、小児科医は必ず「早寝早起きの重要性」を主張する。

小児科医が「こどもに早寝早起きさせるのなんて、当然でしょう?」みたいに言っているのをよく聞く。

でもね、世の親にはいろいろな仕事に就いている人がいるのだ。

介護施設や工場に勤めていれば夜勤だってある。生活のためやむを得ず夜勤がある仕事に従事している人はたくさんいる。両親どちらかが夕方に家を出て朝帰ってくる家庭はたくさんある。

こどもだって小さいうちは、保育園で過ごすよりも親と過ごしていたいから、親が起きている時間帯に起きていようとするのだ。

そういう家庭に「早寝早起き」を提唱しても実行は難しい。

そんな家庭には「まずはこどもの睡眠時間を十分にとること・睡眠が不足したら昼寝をきちんとすること」からはじめればいい。

 

保育園について

例えば、保育園について。

小児科医は「保育園肯定派」の人が多いと感じる(あくまで個人的な感想だ)。

「家で煮詰まってひとりで子育てするよりも、保育園に入れて多くの人と関わる機会を作ったほうがいい」なんてことを小児科医は言っている。

でも、小さいうちは保育園で共同生活するよりも、家でまったりと自分のペースで過ごしたい幼児も結構いるはずだ。私もそういう子どものひとりだったから。

それに、乳児(0歳・1歳)の頃から保育園に通い始めた場合、感染症をたくさんもらってきて、時には重症化して肺炎になって入院した、というのもよく聞く話だ。

小児科医が「こどもは保育園に入れた方がいい」と言うのを聞くと「本当に子どものことを思ってそう言っているの?」と思ってしまう。

こんなふうだから、私は、病気のこと以外は小児科医には相談しないことにしている。

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