とにかく「きちんとする」ことを求められる公立中学。
長男のようなだらしないタイプは、公立中学では自己肯定感が下がる一方だ。
提出物の提出が遅れたら「マイナス1」、
字が汚ければ「マイナス1」、
皆の前でうまくプレゼンできないから「マイナス1」、
質問回数が少なくて積極性に欠けるから「マイナス1」、
というように、
公立中学はとにかく減点主義である。
思春期男子はシャイなのだ。
長男みたいなシャイな思春期男子に、
米国弁護士ばりの流ちょうなプレゼンや討論を求めるのは、
何か根本的に違うような気がする。
思春期男子はシャイなままでいい。
「長男に自信・自己肯定感を持たせるにはどうしたらいいだろうか」
日々そう思う。
幸い、塾の先生は長男の性格を熟知しており、長男の成績を伸ばそうとしてくれている。有難いことだ。
受験学年の中3では、とにかく学校以外の評価(模試や英検)で良い成績を残すくらいしか思いつかない。
とにかく受験勉強をやり切るしかない。
やり切ってほしい。