小1の2学期になると、算数の授業で時計の学習が始まる。
小学校1年生の時計の学習内容は、前半は「〇時」と「〇時半」だけ、後半は「〇〇分」まで読み取るものだ。
小1の次男はすでに時計を読める。
だから次男の時計の勉強については何も心配していない。
以前も書いたが、長男が時計を読めるようになったのは、わりと早いほうだったと思う。
長男は、小学校入学前に時計が読めるようになっていた。
他人が教えなくても、長男は自ずと時計が読めるようになった。
つまり、長男は自分で工夫して自分なりの方法で時計を読めるようになったのだ。
算数の計算が遅くて苦労した長男だが、なぜか時計は早くから読めた。
小学校入学前に時計が読めるようになる子がいる一方で、小2小3になっても時計の読みに苦戦する子がいたりと幅広い。
時計の読みに関しては、数を扱う力のほかに、性格も影響しているように思う。
小2小3になって時計が読めなくても学校生活に困らない・時間が気にならない性格もあるのではないか。
我が家のこどもたちは長男・次男のどちらも、見通しがつかないことに不安を覚えるタイプだ。
時計が読めるほうが園や学校での見通しがつきやすい。だから、我が家のこどもたちは自分で工夫して時計を読めるようになったような気がする。
小2小3になって時間がはっきりわからなくてもそれなりに授業の流れに乗って支障なく過ごせる子どもたちもいる。なんておおらかな性格なのだろうか。それはそれで長所のひとつだと思う。
小さい頃の記憶があまり定かでなく、小学校高学年になるまでは雲の中にいるような感覚で過ごす子どももたくさんいると聞く。
小さい頃に夢見心地でぼんやりとした感覚の中で過ごせるならば、それはそれで、ある意味、羨ましいことだ。