以前、長男がどのような経緯をたどって、
時計を読めるようになったのかを書いた(時計の読み(長男の場合))。
長男が時計が読めるようになった経緯と、
次男が時計を読めるようになった経緯とは、まったく違う。
時計を読み始めたとき、
長男は「長針と短針のなす角度」にまず着目した。
これに対して、
次男は短針の指す「数字」にまず着目した。
長男はまず、
長針と短針がなす形状に基づいて時間を読み取ったのに対して、
次男はまず、
長針と短針がなす形状よりも、針が差している数字に基づいて時間を読み取った。
長男は次男と比べて、
ものの形状を認知する特性がより強い・情報をまず大雑把にとらえる傾向がある、
ということだ。
長男とは対照的に、
次男は長針と短針とのなす角よりも「短針の指す数字が時間を表している」ことを先に認知した。
時計の読み方ひとつとっても、
時計が読めるようになるまでの順序がひとによって違う。
ものの認知の仕方はひとによってかなり異なるということが、
わかったので面白かった。