本を読めと言うけどさ

学校の先生も塾の先生も、しきりに「本を読め」と言う。

確かに読書は学校の授業だけでは得られない世界を与えてくれる。

でも公立中に通っていて本なんか読んでいる時間など「ない」
よほどの読書好きの生徒ならば別だが。

なぜなら大量のワーク類が宿題に出されるから。

特に長男のように作業が遅い子どもはワーク類を終わらせるだけで
ものすごく時間がかかる。

長男、最近はワークを処理するのに慣れて、
ワークを処理する時間が短くなってきたとはいえ、
毎日ワークの処理に費やす時間は無視できない。

ワーク類を埋めるのにかかる時間が1教科30分でも、
5教科合計で2時間半もかかる。

「本を読め」「本を読め」と言うけれども、
いったい、子どもたちはいつ本を読めばいいのだろう。

教科書ワークという宿題がなければ、
本をもっと読めるだろうし、
国語要約や英作文にじっくり取り組めるのに、
といつもやりきれない思いでいる。

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