次男が通う公立小の様子を見ていると、1人の先生が1つのクラスを受け持つ「クラス担任制」はもう限界だと感じる。
教員採用倍率の低下(東京都小学校は2023年度は1.1倍)、ちょっと問題がある人でも先生になれる時代になった。
ハズレ先生が担任になった場合のダメージが大きすぎる。
ハズレ担任に当たった場合1年間我慢して過ごさなければならない。これが不登校の原因のひとつとも言われる(文部科学省は認めていないが)。
公立小はクラス担任制を止めて、学年ごとの全員担任制にしたほうがいいと強く思う。
学年ごとの全員担任制というのは、1年生のクラスが3クラスだとすると、3クラスで3人の先生がすべてのクラスの担任をする、ということだ。
麹町中学の元校長先生がかつて全員担任制を導入したそうだ。中学校は教科担任制だから、小学校より中学校のほうが全員担任制を導入しやすいのだろう。
今のようなクラス担任制だと、授業の進め方や宿題の出し方が先生によってバラバラ。
授業の進め方や宿題の出し方が隣のクラスと違うので、こういうことは教員間で協議して決めているわけじゃないらしい。
今の小学校はとにかく休職が多いから、先生が休むたび対応がバラバラ。
本当に困る。
思い切って学年担任制にして、国語はA先生、算数はB先生…と教科担任制にすれば、教材や授業を準備する先生の負担が減るというメリットもある。
それになにより「担任ひとりに嫌われると小学校生活が終わる」という恐怖政治をなくしてほしい。