今春、公立小に入学したばかりの次男が
「先生が怖いから学校に行きたくない」
と言う。
次男の話を聞くかぎり、次男の担任の先生は「大声で叱って言うことをきかせるタイプ」のようだ。
小1のほかのクラスの先生はそうじゃない。
次男の担任の先生は「ハズレ」の可能性が濃厚である。
学校側にいきなりクレームを入れるとモンペ認定されるから、今は慎重に様子を伺っている段階だ。
担任への指導が学校内で行き届いていない可能性が高い。
今はじっくりと状況証拠を集めている最中だ。
小1の担任は重要
「小1の担任の先生にどんな人が就くか」はとても重要だと私は思っている。
小1の頃に「学校はロクでもない場所だ」という思いをすると、その後、学校に対して肯定的な感情を持てなくなる。
その典型例が私自身だ。
私自身「小1の担任の言動に不信感を持ったこと」がきっかけで、学校に対して否定的な感情しか持てなくなってしまった。
入学前は「小学校生活が楽しみ」だと話していた次男が、小学校生活に期待がもてないのは本当に悲しいことだ。
特別支援教育は全員のもの
次男が通った幼稚園の先生方はみんな穏やかで、こどもを叱るタイプの先生はひとりもいなかった。
次男いわく、担任の先生は毎日、怒ってばかりいるそうだ。
「いつも怒ってばかり」の教師は次男にとって初めてのタイプだ。
特別支援教育では、要支援児に「怒って指導する」のは効果がないとされている(はず)。
特別支援教育が浸透してきた今の時代、未だにそんな指導がいまだに行われているのかと思うと、かなりガッカリだ。
特別支援教育は、支援が必要な子どもたちだけのものじゃない。
特別支援教育の考え方は、クラス全員にも当てはまるものだ。
「クラスの子どもたちを叱って言うことをきかせる」のは効果がない。
やんちゃなタイプに対しては特にそうだ。
「恐怖」でクラス運営をするのは勘弁してほしい。
次男はやんちゃなタイプではなく、大人しい優等生タイプで敏感だ。
次男のように敏感なタイプは、ほかのこどもが叱られているのを聞くだけで精神的に参ってしまう。
通っていた保育園で叱られ慣れているこどもたちは、こういうタイプでも平気なのだろうか。
余裕がない公立小
今はとにかく公立小に余裕がない。
それが問題の根底だと思っているが、いつのタイミングで・どうやって学校側に切り出そうか、迷う。
いろいろなサイトを見ると、元教師から「先生も大変なのだから敬意を持って接して」みたいなアドバイスが載っている。
で・も・ね。
「オブラートに包んで先生に伝えても、問題の所在が先生にきちんと伝わらない」
気もするのよ。
今回の場合、小1の指導を先生に任せっぱなしで、管理職が先生をきちんと指導していないことが一番の原因だと思うから、管理職に相談すべきケースなのかもしれない。