自分でなんでもやること

中3の長男は精神的に幼く、なんでも人に頼るところがある。

もちろん、人に頼るところは長男の長所でもある。困ったときに他人に助けを求められるのは長所でもあるから。

でも中3にもなれば、勉強について自分のことは自分でするのが当たり前である。

しかし…長男はそれが出来ていなかった。

情けない話、長男は自分ひとりで教科書ワークをやろうとしなかった。親である私と一緒に教科書ワークを解いていた。それが長年の課題だった。

いつになったらひとりで勉強できるのだろうか…と。

それがここに来て少し変わってきた。

中学校に入学して、
・提出物をきちんと提出する

・試験前にテスト勉強をする
この2つはできるようになった。

長男に残された最後の関門が「自力で解いた問題を、答え合わせの際に自分で解答を読んで理解すること」である。

 

社会

まず「社会」。

教科書ワークの巻末にある重要用語を暗記してもらってから(残念ながらこれはまだ親とやっている)教科書ワークを解くと、じぶんひとりでも結構解けるので、そうやってもらっている。

英語と数学

その次は「英語」と「数学」。

これも、自宅で購入した基礎的な問題集を解いてから教科書ワークを解くと、結構解けるようになっているので、長男ひとりで教科書ワークを解いてもらっている。

残りは理科と国語

残りは「理科」と「国語」だ。

「理科」も「社会」と同様のやり方で教科書ワークを長男に自分ひとりで解いてもらおう。

最後の砦が「国語」だ。

「国語」については、教科書を何度も読みこんでから教科書ワークを長男ひとりで解いてもらうしかない。

でも、中1のはじめの頃、長男は「国語」の教科書ワークを解くのに手も足も出なかったことを考えると、だいぶ進歩したものだ。

おくての子は14歳頃から精神的に成長すると聞いたが、その通りで、長男は14歳を過ぎてだいぶ変わってきた。精神的にかなり成長してきた。

やっぱり高校受験は通過儀礼だ。

志望校に合格しても不合格でもどっちでもいいから、おくての子にとって高校受験はくぐり抜けるべき関門だとつくづく思う。

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