現在中2の長男の高校受験まであと1年数か月ある。
今のところ長男は、一般受験で都立高校・私立高校の両方を受験するつもりでいる。
「成績が良いから一般受験での受験に挑戦する」のではない。
逆である。
長男の内申が悪すぎて、行きたいと思える私立高校の推薦・併願優遇は取れないと思っている。
長男の場合、一般受験したほうが「まし」な私立高校に挑戦できるのだ。
今は、保護者が黙っていると、学校も塾もどんどん、私立高校の推薦をとるよう保護者を誘導する。そのほうが進路未決定者が片付いて楽だからだ。
でも私は、魅力的でない私立高校に無理矢理通うならば、都立高校のほうがいいと思っている。
ただし都立高校を慎重に選ぶことが必須だ。
今は都立高校といっても色々な種類の高校がある。
また、「一般受験で私立高校を受験し高得点をとれば合格できる」と一般にいわれているが、都立高校と違い、私学の場合どういう理由で合格・不合格になるのかは各学校の裁量・ブラックボックスだ。
長男のように緊張しやすいタイプのこどもの場合、私立高校の一般受験の面接であまり話せず心証を下げて不合格になる可能性は大いにある。
だから長男の場合、都立高校を一般受験しないという選択肢は、ない。
そして、私立高校を一般受験しないという選択肢も、ない。
長男の高校受験は、都立高校・私立高校ともに一般受験の「ガチンコ勝負」になるだろう。