我が家の長男は運動が苦手だ。
しかし、昨年あたりから様子が変わってきた。
長距離走が好きになってきた。
小1~小4まではマラソン大会でビリだった。
けれども、昨年(小5)はビリを返上したらしい。
昨年は「自分より遅い子どもがいた」と話していた。
昨年あたりから走るのが速くなってきて、毎朝学校に行くときも小走りでかけていく。
長男は運動がずっと嫌いだったので、ただ走るだけとはいえ「長距離走」という好きな種目ができて本当に嬉しい。
長男、走ると当然にたくさん呼吸するので気分が良いみたいだ。
思春期を迎えて少しずつ筋力がつき、走れるようになってきたのかもしれない。
「思春期=心身が不安定になる暗黒時代」と捉える支援者もいる。
けれども、思春期を迎えると体力がついてくるので、悪いことばかりではない。
男の子の場合、思春期を迎えると男性ホルモンの影響で筋力が強くなる。
長男はまだまだ子供の体型を引きずっていて線が細い。でも、体つきがほんの少ししっかりしてきた。
思春期の到来によってもたらされるチャンスを逃さず、長男にはいろいろな運動を楽しんでほしい。
マラソン大会へ向けて
ついに追いつかなくなる
昨年からマラソン大会に向けて走る練習(ジョギング)を親子でしてきた。
まあ、毎日走るといっても1~2キロ程度だ。
我が家の長男は足が遅い。
だから、昨年はまだ、親である私のほうが早かった。
ところが今年は、本気を出されると長男にまったく追いつかない(涙)
親である私が運動不足のせいもあるが。
水泳以外のスポーツをしていない、足の遅い長男であっても、小6ともなれば体育の授業でそれなりに体を動かしているだろう。
だから、定期的な運動をしていない親が走っても追いつかない。
「一定の速度で走る」ことが苦手
毎日ジョギングをしている長男の走り方にはいまだ課題がある。
長男は「一定の速度で走る」ことが苦手だ。
長男は、いきなり猛スピードで走りだしたかと思うと、疲れると止まる。
これを繰り返す。
昨年まではこういう傾向がもっと強かったが、今年は少し改善されている。
とはいえ、いまだに一定の速度で走り切ることが苦手なので、「一定の速度で走る」ことは今後の長男の課題だ。
小学校入学前や小学校低学年では「一定の速度で走る」ことができない子どもは多い。
言うなれば、長男は運動の発達段階が小学校低学年レベルなんだろう。
楽しんで走るのを繰り返すことで、一定の速度で走れるようになってほしい。
すべてのことに共通する
実は走ることに限らない。
長男は、走る以外の勉強でも習い事でも「力を加減しながら物事を継続して行う」ことが苦手だ。
長男が「一定の速度で走る」ことができるようになれば、勉強やほかのスポーツでも「力を加減しながら継続的に行う」ことができるようになるのだろう。