高校見学記について
今回の記事は都立青山高校の見学記である。
長男が中3になる前にいろいろな高校に見学に行こうと思っている。
行ったことがない高校を見学するのはとても楽しい。
高校見学マニアになりそうな気がする。
高校見学記:都立青山高校
今年(2019年)の夏休みに都立青山高校の学校説明会に行ってきた。
長男の現在の成績からでは合格は程遠い学校だが、
一度見てみたい高校だったので、見学するのを心待ちにしていた。
良いと思った点
高校見学してみて良いと思った点は「立地」「生徒が明るい」「学業と部活のバランスが良い」こと。
誰もが満足する高校など存在しない。
けれども、入学したことを激しく後悔する生徒は都立青山高校にはあんまりいないだろう。
そう思わせる雰囲気がある。
この高校に入学できる学力があるならば、おススメできる高校だと思う。
立地
立地については文句ない。
なにせ外苑前駅から徒歩数分の都会のど真ん中・神宮球場の目の前である。
すぐ隣は国学院高校。
校舎は都会にあるせいか、わりと高層階まである。
上の階に行くのにエレベーターを使って昇った。
最上階にプールがある(温水ではないらしい)。
生徒が明るい
もらった資料によると、合格した場合の辞退率はほぼゼロに近い。
少なくとも9割の生徒は第1志望としてこの高校に入学してくると思われる。
第1志望として入学する生徒の割合が高い高校は、
ポジティブな印象を学校に持っている生徒が多く、生徒が明るい。
明るく真面目で礼儀正しい生徒が多いと感じた。
学業と部活のバランスが良い
きちんと勉強し、部活もこなす生徒が多いようである。
高校生活におおむね満足している生徒が多いと感じる。
なお、すぐそばに秩父宮ラグビー場があるせいか、
青山高校にはラグビー部がある。
自由度について
制服は標準服。
ふだんは制服を着用しなくてもよいが、
入学式や卒業式には制服を着用しなければならない。
つまり、制服は購入する必要がある。
ふだんあまり制服を着ないのに、
行事のときだけのために制服を購入するのは親としてはもったいないと思う。
都立高校の中ではかなり自由な校風の高校に属すると思うけれど、
髪型や服装について学校が何も注意しないで、まったく野放しという訳ではないようではある。
それなりの指導はあるようだ。
学習指導について
都立高校の上位校は「国公立大学の進学率の高さ」を売りにしているところが結構ある。
国公立大学への進学を強烈にプッシュするところもある。
青山高校は進学指導重点校だから、国公立大学の進学率はもちろん高いほうではあるが、他の進学指導重点校に比べると、それほど強烈な国公立押しではないという印象を受けた(あくまでも私の印象)。
現役進学率が高いので、
浪人してまで国公立大学にこだわる生徒ばかりではないようだ。
学校側は「塾に行かなくても学校の勉強だけで難関校に十分合格できる」と説明していたが、
本当のところ、果たしてどうなのだろう?
青山高校では、
卒業生チューターが高校生からの勉強や進路に関する相談にのっているようだ。
都立高校がこういったチューター制度を導入したのはいつからなのだろう?
立地 :★★★★★
進学実績:★★★★★
自由度: ★★★★★