明日から待ちに待った夏休みが始まる。
今年、公立小に入学した次男もようやくほっと一息つける。
今日は、次男が通う公立小についてガッカリしていることについて書く。
力でクラスを統率する教師
令和のご時世に、力で学級を統率するタイプの教師が公立小にいまだに存在する。
驚くべきことだ。
まるで昭和である。
公立小学校に体育専科教師の導入が始まったから、今後はこの「力で統率する」タイプの教師が公立小に増えるんじゃないかと危惧している。
今は、発達障害の子・グレーゾーンの子が普通学級にたくさん在籍している。
次男いわく、力で学級を統率するタイプの担任が、発達障害やグレーゾーン(と思われる)子にいつも怒っていて、怒られた子がいつも泣いているらしい。
発達障害やグレーゾーンの生徒に怒鳴り散らすのは厳禁だというのに…。
しかも、ほかの生徒がいるまえで怒鳴るから、ほかの生徒は「アイツはバカだ」とその生徒をバカにするようになる。
小学校1年生の担任にとって一番大切なのは「小学校=安心できる場所」だとこどもたちに思わせることだが、次男にとっても小学校は安心できる場所ではなくなっている。
長男が小学校に入学したときからもう10年近く経っているのに、特別支援教育というものが公立小学校にまったく定着していないことにがっかりする。
トンデモない国語教育
以前は、ひらがなを勉強しないで小学校に入学しても、小1の終わりにはなんとか字がかけるようになっていた。
それが次男が通う公立小では、小学校入学時にひらがなを書けるようになっているのが前提で小1の国語の授業が進む。
小学校入学したばかりのこどもたちに作文を書かせるのだ。
昔だったら、ひらがなを十分に書けずに小学校に入学しても、小1の終わりには何事もなくひらがなが書けるようになるのに、訳わからん先取り国語教育のせいで、発達のゆっくりした子は授業についていけずに自己肯定感が削がれる。
この10年、特別支援教育って何だったのだろう。
発達がゆっくりな子を早期に分離して支援級に送り込むのが特別支援教育なんだろうか。