若者や子どもの不安に関する記事が相次ぐ

昨年の子どもの自殺が、過去最多となる初の400人超となったとの報道があった。

子どもの数自体は減っている。

だから子どもの自殺が過去最多になったことは、自殺する子どもの割合は昔よりも相当増えているということだ。

子どもの自殺が増えた原因としてはコロナ禍が挙げられている。

だがそれだけでなく、色々な要因が関係しているのではないだろうか。

休校による勉強の遅れを取り戻すべく詰め込み学習になっている。それに加えて、新しい学習指導要領の実施によって小中学校が過密スケジュール化していることも影響しているのではないか。

 

国立大学の学部生の自殺率が昨年度、過去6年で最多に

また、国立大学の学部生の自殺率が昨年度、過去6年で最多となったという報道があった。

特に、下宿してひとり暮らしで国立大学に通う学生は、コロナ禍で他の学生との交流がなくなったり、アルバイト先も休業になったりすると、人との交流が少ない生活が続く。

大学入学というのは、一人暮らしをして親から自立する良い機会だと思う。

けれども、コロナ禍で地方大学に進学してひとり暮らしを始めた場合、大学もリモート授業で、友人との交流も制限され、アルバイトのシフトも減れば、若者はどうしたって孤立する。

「そこの大学に行かないと学べない」のはない限り、コロナ禍が収束するまでは、ひとり暮らしで地方の大学に進学させるのは、やっぱり躊躇する。

都立高校も私立高校も、今はやたらと国立大学推しだ。

でも、コロナ禍で地方の国立大学に進学してひとり暮らしを始めた場合、精神的に病んでしまうリスクを考えると、子どもを地方の国立大学に進学させるのはどうしても気が引ける。

 

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