ある眼科にて

長男が通う中学校で視力検査があった。

長男が、視力検査「再検査」のお知らせを中学校からもらってきた。

お知らせよると、
長男の右目の矯正視力が0.3未満とのことで、
眼科で「要・再検査」と書かれていた。

長男は定期的に眼科で視力検査をして眼鏡を調整している。
だから長男の矯正視力が悪いはずがない。

おかしいなと思いつつ、
先日、長男と眼科に行って視力検査をした。

視力検査の結果、
長男の矯正視力はいつも通り1.0以上だった。

長男の矯正視力に何の問題もなかった。

中学校の視力検査結果には、
長男の裸眼視力と矯正視力とが誤って逆に書かれていた。

 

眼科の壁に

スマホやゲームの普及で、
こどもの視力が低下していると言われ始めてから久しい。

眼科医も危機感を募らせているようだ。

長男と行った眼科の壁には、
「スマホやゲームが目に及ぼす悪影響」を警告するポスターが、
何枚もベタベタと貼られていた。

この日は、たくさんの子どもが視力検査を受けに来ていた。

スマホやゲームの視力への悪影響を警告するポスターが目の前の壁に所狭しと貼られている前で、
順番待ちをする子どもたちの8割方がゲームかスマホをいじって遊んでいたのだった。

こんな状況だからこそ、
ゲームやスマホが子どもたちの視力に与える悪影響について、
眼科医の危機感は増すばかり
だろう。

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