内申点を上げるための勉強はつまらなかった

わたしは「内申点を上げるための勉強」は苦手だ。

わたしは公立中学出身。高校受験では公立高校を受験した。

中学生の頃は高校受験のために内申点を上げるための勉強をした、というか、勉強せざるを得なかった。

 

内申点を上げるためには、おおまかにいうと、授業を欠席しない・授業中にノートをきちんととる・提出物を期限までに提出する・授業で配られたプリントをきちんと暗記して定期テストを受ける、を守る必要がある。

この中で何が一番苦痛だったかというと、「授業で配られたプリントをきちんと暗記する」ことだ。

 

そうだった。

わたしが中学生時代に一番苦痛だった勉強は、定期テスト勉強の「国語の授業プリントの暗記」だったのだ。

定期テスト勉強の中では国語の学習が最も苦痛だった。

英単語・漢字・社会理科の暗記ものを暗記するのはまだいい。

数学はそもそも暗記じゃないし。

 

学校で国語の先生が配る授業プリントというのは、おそらく、市販の教科書ワーク類を参照して作られると思う。

国語の定期テストで良い点を取るためには、国語の授業プリントに書いてある「くだらない選択肢問題の答えを暗記」して定期テストに臨む必要がある。

中には、訳が分からない選択肢もある。

訳が分からなくてもとりあえず、定期テストに出るので仕方なく丸暗記する。

 

今ここで書いていて、大昔のことをだんだん思い出してきた。

とにかく、国語の授業プリントの丸暗記をしていると、だんだん腹が立ってきたものだった。

「こんな勉強が何の役に立つのだろうか」と。

学校の国語の授業というのは、文章読解力や文章作成力の育成にはちっとも寄与していなかったな。

 

「内申点を上げるための勉強」というのは本当につまらない。

内申点のための勉強は、中学校生活3年間だけでもうたくさんだ、と思った。

上に書いたように、「国語」の定期テスト勉強が最もつまらなかった。

 

指定校推薦をとるにせよ、総合型選抜にせよ、付属大学にエスカレータ式で進学するにせよ、一般入試以外の方法で大学を受験するならば、高校生活では内申点を取りにいかねばならない。

推薦・総合型選抜・付属大学への進学のために内申点取りの勉強ができる人は忍耐強いと思う。

わたしは、高校生になってまで、国語の授業プリントを含めて、自分が興味がない科目を含む全教科「授業プリントの丸暗記」をする勉強はもうたくさんだと思った。

 

高校よりも大学のほうが、自分が興味がある科目を選択できるので「まし」だった。

授業プリントを丸暗記して定期テストを受けないので、おかげさまで、わたしは高校時代の国語の成績は壊滅的だった。

授業プリントはおろか教科書も読まずに定期テストを受けたら、高3では国語は赤点スレスレだった。

 

でも、高校を卒業できれば良かったので、国語で赤点にならなくて良かった。

高校生になってまで内申点取りのための勉強をすることは、わたしには向いていなかった。

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