日本人:よそ者に甘いが仲間とみなさない

私が住む街(東京)では、
外国籍の人たちは年々増えている印象がある。

外国籍といっても、
アジア系の方々もいれば、
ヨーロッパ系の方々もいるし、
中東系の方々もいれば、
アフリカ系の方々もいる。

日本の学校に通っている外国籍の子どもたちは多い。

アジアの中でも、
中国や韓国などの儒教の影響が強い国から来た子どもたちは、
日本人と同じように、
毎日きちんと学校に通う子どもが多い印象がある。

一方で、欧州から来たご家庭はわりと自由で、
学校を休んで家族で出かけることに抵抗がない人が結構いるのだ。

子どもたちも慣れたもので、
「あの子は外国人だから毎日来ない」
と認識している。

「学校を休んで遊びに行く」なんて、
真面目な日本人には到底容認できないことだ。

けれども外国の人からすれば、
もともと日本での滞在は一時的なもので、
日本に永住するつもりがないならば、
学校に毎日通って日本語で授業を受ける必要はないのだ。

もし日本人の家庭が「学校を休んで遊びに行くこと」を
頻繁に繰り返したならば、
学校側は「育児放棄」だとみなして要注意家庭と認定するだろう。

けれども外国人家庭の場合はどうやら別の話のようだ。

そういえば、プロ野球中継を見ていると、
日本人選手は「ヒゲ・茶髪・ロン毛」禁止(タトゥーは当然禁止)なのに、
外国人選手は「ヒゲ・ロン毛・タトゥー」を容認する球団がある。

外国人には甘いのは日本の学校もプロ野球も同じである。

ただし、日本人はよそ者に甘いけれども、
よそ者だと認識している限り仲間だと思っていない、
ということだ。

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