昨日取り上げた「未来の学力は「親子の古典音読」で決まる!」という本に、
・女の子は先生のお手本通り、聞いた声をそのまま真似できる
・一方、ほとんどの男の子は5歳を過ぎると、聞いた声をそのまま真似するのが苦手
という話が載っていた。
(書評)未来の学力は「親子の古典音読」で決まる!(著者:松永暢史)
リトミック・ピアノを習ってきた長男・次男をみてきて、
まさにその通りだと思った。
まさにそうなのだ。
ソルフェージュで先生が歌った通りに歌うよう指示されても、
男の子は、初めのうちはなかなかその通りに真似ができない。
男の子の場合、
「聞いた音をいったん別の回路で処理してから口に出している」
という感じがする。
何度も練習を重ねると、男の子でもだんだん聞いた音をそのまま歌えるようになる、といった感じがする。
これに対して、
女の子は上手下手の差は多少あれど、
特に練習しなくても最初から聞いた音をそのまま真似できるのだ。
「男女の能力に性差はない」ともいわれている。
確かに男女差だけでなく個人差も大きいだろうけれども、
こういう違いを知ると、男女の能力に性差はないとは言い切れないと思う。