うちの長男は運動が苦手(いわゆる運動音痴)である。
人それぞれ、苦手な分野はそれぞれ違う。
うちの長男の場合、運動系が一番苦手。
長男が書字を苦手とするのも、書字も一種の運動だからだ。
そんな長男、最近ようやく公道で自転車に乗れるようになった。
小6になって自転車デビューである。
小6になってはじめて自転車で道路を走れたなんて、ちょっとビックリでしょ?
公道で自転車に乗るようになった長男。
自転車に乗ること=楽しいと気づいたようだ。
ついこの間は、3つ隣の駅まで往復8キロの自転車の旅(?)を親子でしてきた。
小6で親と一緒に自転車に乗るのはオカシイと思うだろう。
でも、自転車乗り始めの長男、自転車に乗るといまだに体が多少ぶらつく。
小6の大きな体で他の人と接触すると危険だ。
だから安全のため今は自転車乗りに親が付き添っている。
長男の自転車練習の軌跡
長男が自転車に乗れるようになるまでの道のりは長かった。
長男の今までの自転車練習の経緯は次の通り。
小1
補助輪付き自転車には乗れるが、補助輪なしはまだ無理。
自転車に乗る機会がないままの状態が小4まで続く。
小4
さすがに補助輪なしで自転車に乗れないとマズイと思い、都内某所で開催される自転車練習に参加する。
朝早く行って順番待ちして自転車練習に何度も参加した。
小5
補助輪なしで自転車に乗れるようになる。
けれども、公道を走ることは怖くてできなかった。
小6
公道で自転車が乗れるようになる。
運動音痴の子どもの自転車練習のポイント(我が家の場合)
我が家の長男の自転車練習のポイントをまとめる。
子どもが自転車になかなか上手く乗れないという人に役に立てば幸いである。
その1:自転車講習会に参加する
長男の場合、都内某所で開催される自転車講習会に参加した。
これが結構良かった。
長男は自転車講習会に参加してはじめて、補助輪なしで自転車に乗れるようになった。
自転車講習会は都内各所で行われている。
たとえば神宮外苑サイクリングコースの自転車講習会が有名だ。
ただ、自転車講習会のおかげで補助輪なしで自転車に乗れるようになっても、長男は公道で自転車に乗るのにまだ抵抗があった。
その2:交通公園で自転車に乗る練習をする
長男の場合、交通公園で自転車に乗ることで、公道と近い感覚で自転車に乗る練習を繰り返した。
東京都の場合、自転車の練習ができる「交通公園」という場所がいくつもある。
自転車の利用時間に制限があるものの、たいていは無料なので助かる。
何度も交通公園に通って自転車に乗る練習をした。
もちろん交通公園内は公道ではないので、実際の公道と違って自動車は走っていない。
けれども、交通公園内では自転車に乗る子どもがたくさんいる中に混じって自転車に乗るので、公道に近い感覚で自転車に乗る練習ができる点でおススメである。
最後に
おかげさまで、長男は小6でやっと自転車に乗れるようになった。
長かった…。
自転車に乗れるようになった長男はようやく「徒歩よりも目的地に早く着ける」という、自転車の快適さを実感したようだ。
小6でようやく自転車に乗れるようになる子どもがいるのだ。
だから、どんなに運動音痴でも自転車に乗ることを諦めてはいけない。