小さい頃は低緊張で、運動した後はすぐヘナヘナになった長男。
でも小学校・中学校・高校と進んでいくうちに、体力が徐々についてきた。
今の長男からすると、赤ちゃんの頃に低緊張だったのが信じられない。
長男は、中学・高校で体力面がグーンと伸びた。
でも、よくよく考えれば、発達障害であっても発達障害でなくても、思春期に体力が伸びるのは当たり前だよね。
バリバリにスポーツをやっている子たちだって、中学・高校で体力がグーンと伸びる。
小学校入学の頃に体力が無くても、それほど心配しなくて良いと思う。
10年くらいの長いスパンで体力をつければよいし、無理に鍛えなくても自ずと体力がついていく。
長男は中学・高校と運動系部活に入っていない。
習い事として、ゆるいスイミングを続けているだけ。
長男は小・中・高を通じて、学校の運動系行事(授業・運動会・マラソン大会)で体を使うことで体が整っていった。
個別の療育をするよりも、学校の普段の体育の授業で体力はつけられる。
長男のことで今まで学校とはいろいろあったので、学校に対してはどうしても否定的なスタンスになってしまう私だけれど、学校の体育の授業はあったほうがいいと思っている。
体力をつける点で学校の体育はやっぱりありがたい。
そういえば、近くの小学校の支援級の説明会で、姿勢を正すための工夫を授業でしていると聞いた。
クソ真面目に「椅子にきちんと座るための工夫」について発表しているのを聞いて、唖然とした。
姿勢が悪い小学生に対して、無理に姿勢を正す訓練は要らないと思うわ。
長男の経験でいうと、無理に姿勢を直そうとしなくても、本人の体幹が安定するまで待つだけでいいのよ。
長男は、中学・高校と成長するにつれて少しずつ姿勢は良くなっていった。
成長を待てば、自然に姿勢が整ってくるもんだ。